ブランディングフェス2020 運営責任を担当しました【開催レポートあり】
2020年2月26日に
山田研太さん企画、くくのちこてつさん主宰の
『くくのちこてつがつくる ブランディングフェス2020』
を開催しました。
公式サイト http://brandingfes2020.honnmono.jp/
代官山のカフェを貸し切り豪華ゲストをお招きし、募集数日で満席になりました。
こちらの企画の運営総責任者として、
タイムマネジメント・展示・BGM・音響・備品調達・飲食調達・お客様対応・当日アナウンスなど担当させていただきました。
ブランドをつくっているゲストのみなさんの凄みたるや。
本気で分析してたり、
本気でお客さんのいい未来を追求したり
本気で信じた道を極めたり。どこを本気でやり切るの?
わたしはそんなメッセージを受け取りつづけた時間でした。#ブランディングフェス pic.twitter.com/pahJfs2VuY
— さちえる 学びの場づくりの専門家 (@sachie_ya) February 26, 2020
遠隔でもイベントを楽しんでもらえるように…
2/26のブランディングフェス
コロナの影響もあり、参加が叶わなかった方も。そこで、期間限定で動画の共有をしました。
参加者の方が安心できて、
主催者に不利益をうまずに
そして、なるべく学びの機会を奪わないように…♪#ブランディングフェス pic.twitter.com/Ua7fKsbM4o— さちえる 学びの場づくりの専門家 (@sachie_ya) March 5, 2020
ダイジェストVTR
ダイジェストVTR制作:大河原拓馬さん
ゲストトーク
目玉は豪華なゲストとこてつさんのゲストトーク。
どのゲストトークも他では聴けない貴重な話ばかり。
なぜそれぞれのブランドが愛され広がっていくのか。
その理由をかなり赤裸々に語ってくださいました。
ゲストトーク01:氏家健治さん
「倒産寸前のレストランが、ガトーショコラで日本一になったわけ」
「ケンズカフェ東京」オーナーシェフ。ホテルオークラ東京、赤坂アークヒルズクラブ、レストランマエストロ等、高級店で研鑽を重ね、1998年、東京・新宿御苑前にイタリアンカフェレストラン「ケンズカフェ東京」を開店。
開店当初から「家に持ち帰りたい」とリクエストが相次ぐほど評判だったデザートのガトーショコラを商品化したことがきっかけとなり、倒産危機のレストランから日本一のガトーショコラ専門店に。
現在、扱う商品は、1本3000円の「ガトーショコラ」1つだけ。値段もサイズもお店もたった1つ。通販もしていない。街の小さなお店が、究極のガトーショコラだけを販売し、年間販売本数10万本超、食べログ「全国チョコレート店ランキング」第1位に輝いた。
今回のトークセッションイベントでは日本一のガトーショコラ専門店になるにいたった理由である、弱者が強者に勝つために、全てをやめてたったひとつに集中する、「戦略的ブランディング」の秘訣に迫った。
ゲストトーク02:MBさん
「 “時代に合わせたビジネス”と“好き”をどう両立していくか」
メンズファッションブロガー。アパレル店舗のスタッフ、店長、マネージメント、バイヤー、コンサルティング、EC運営など多岐にわたる経験を持つ。現在は自身の運営する会社の代表としてプロバイヤーや企業コンサルタントなどの傍ら、ブログ「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」を運営。出版する書籍は軒並みベストセラー、関連書籍含む累計刷数は100万部を突破。オンラインサロンの会員数は600名超え、有料メールマガジンの読者数も1.4万人超えとホリエモンを抜いて日本一に。
10代の頃にファッションに興味を持ち、”好き”を仕事にするためにはじめに選んだ仕事はショップ店員だった。しかし、従来のアパレル業界のビジネス形態では稼げないという現実を目の当たりにし、ターゲットを変えて新しい形をつくることに挑戦する。それは、オシャレをしたいけれどどうしたらいいのかわからない人に向けて”カッコ良さ”の正体を論理的に紐解いたブログを開設することだった。
今回のトークセッションイベントでは、片田舎に住むショップ店員が唯一無二のブランドになるために「強み」を市場に合わせてどう調理していったのか、その裏側に迫った。
ゲストトーク03:米原康正さん
「40年間、時代の最先端を走り続ける男の時代の流れのつくり方」
アーティスト/写真家/編集者。伝説のギャル雑誌eggのコンセプトメイキングやAKB48のヴィジュアルディレクターを手がけ、写真と雑誌の世界で時代をつくり続けている。中国でもアーティストとして人気を誇り、中国版Twitter“weibo”のフォロワーは250万人を超え、中国でのアートイベントや個展を毎月開催している。
大学生時代にアルバイトで雑誌をつくったことをきっかけに編集者の道へ。その後、『egg (エッグ)』『アウフォト』『smart girls (スマートガールズ)』など、90年代以降の東京カルチャーシーンを象徴する雑誌を創刊。42歳のときには、インスタントカメラ「チェキ」を使うフォトグラファーとしてデビュー、「変顔」「自撮り」という言葉を生み出した。常に最先端のカルチャーを捉え続けているだけでなく、原宿のカワイイカルチャーを世界に発信した立役者のひとりでもある。今もなお、若手のクリエイターとコラボをして写真展を開催するなど、精力的に活動している。
今回のトークセッションイベントでは、宮沢りえ、チェッカーズ、小室哲哉、AKB48などといった名だたるスターのプロデュースにたずさわり、40年に渡って、時代の先端を走り続けてきた男だからこそ語ることができる、時代をつくる人の常識破りな”あり方”に触れた。
トーク:久々野智 小哲津さん
「小哲津が考える実践ブランディング論」
ブランドプロデューサー。商品やブランド、企業の魅力を高め、世の中に届ける仕事をしている。これまで、海外ブランド、国内の人・もの・企業・番組・イベント・TVCM・広告など、130のプロジェクトを担当し、現在も15社の上場企業や業界トップ企業のブランド顧問、クリエィティブディレクターなどを務め、個人向けブランディングにおいても、各分野のトップや、タレント・俳優・政治家のブランディングおよびプロデュースに携わっている。
20代でIT業界で起業、広告費をかけニッチな分野で日本一となる。その後“売れ続けるビジネス”として、ヨーロッパの高級チョコレートの販売を日本で始めたが、3年で7〜8億円もの赤字を出してしまう。その挫折経験をきっかけに、ヨーロッパで本物のブランディングについて学び、ブランドのルーツ・ヒストリー・ポリシーを中心に据え、性能や価格といった相対比較競争から抜け出す、日本とは真逆のブランディングに衝撃をうけた。今回のトークセッションイベントでは、マーケティングの重要性も知り尽くしているからこそ語ることのできる「ブランディング」の必要性に迫り、あなただけがもつ素材の魅力を引き出し、伝えていく方法を考えた。
会場の様子
展示
大樹園の鈴木卓也さんにお持ちいただいた盆栽が会場をさらに華やかに彩ってくれました。
遊び要素としてブロマイドを100枚作ったりもしました…^^
今回のためだけに展示物も作成いただきました(ライティングゆりにこ、デザインたみ子さん)
ゲストトークの間では参加者とゲストが交流や
こてつさんと話できる企画など、とても自由な雰囲気でした。
素敵なお写真はすべて大野理恵さんのお写真です。
当日のゲストトークの一部は山田研太さんのnoteで購入することが可能です。
https://note.com/yamaken_edu/n/ned4bc9721f69
(こちらの動画チェック・文字起こしのディレクションなども担当しました)
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